幼年部の取り組み

幼児教育について

春桜学園の幼児教育は、マリア・モンテッソーリが唱えたモンテッソーリ教育に、国として幼児教育に力をいれている北欧フィンランドの最先端の教育理論を取り入れ、独自のプログラムとして公開しております。

知育

言葉

子どもは多くの言葉をすでに聞き分けています。「まだ分からないだろう」と難しい言葉を使っても、意味は分からなくとも音を聞き分けてはいるのです。
これらひとつひとつの経験が、脳の発達に伴い「言葉」に実体化するのです。
インプット（聞くこと・覚えること）だけではなくアウトプット（話すこと・作ること）することによって言葉の能力向上を目指します。

数

暗唱（数唱）に重きが置かれているのが日本の数教育の特徴ですが、実はそれだけでは不完全なのです。「いち、に、さん・・・」と口に出せても、それはただ覚えているだけ。
具体的な個数（数量）と数字の認識（数詞）をセットにしなければ意味がなく、幼児教育の足し算引き算が苦手な子たちもここに原因があります。
数の感覚を遊びながら身につけることによって数の概念を学びます。

絵画

「平面認識」する力を高めるお絵かきや、「空間認識」する力を高める積み木や折り紙などは、遊びながら学ぶ最適な方法です。
また、多くの子どもたちには見本が足りていないと言われています。著名な作品を多く目にすることで子どもたちを情報という刺激にさらし、それによって子どものクリエイティブな能力を伸ばしていきます。

体育

運動

体全体や部位ひとつひとつを動かす能力は、この時期に必要な運動をさせることで伸びていきます。
「スポーツをさせる」とか「筋トレをする」とかいうことではなく、自分の体がどうなっていてどう動くのか知ることに始まり、発達段階にあわせて体の使い方を強化する運動をさせることで成長を促します。

社会

自分

「自分を知る」というと大仰なようですが、自我が目覚め始めるこの時期の子どもたちにとって大切な作業です。
自分が何をしていて、何をしようとしているのか。
それをアウトプットさせるのは自分自身を客観的に理解するための訓練になります。もやもやとした自分の気持ちをきちんと表現することができれば、対人関係にもいかせるでしょう。

人

小さい頃から他人と関わる経験を重ねることで、コミュニケーション能力が向上していきます。そうすれば大人になってから人間関係で困ることはないでしょう。
同年代の子どもだけでなく、さまざまな年代の人と関わる機会を増やすことはとても大切です。そのためには保育園と教室との往復だけではいけません。コミュニティのことを保護者が知り、それを活かすノウハウを学ぶことが大切です。

感性

感覚

いわゆる五感（視覚・聴覚・味覚・触覚・嗅覚）と第六感は、子どもにとって無自覚な情報として脳に取り込まれます。
大切なのは、その情報に名前をつけてあげることです。
動物の絵を見せたあとには、実物を見せてあげればいいでしょう。
音楽に触れるという段階をクリアしたら、次は一緒に歌うことです。
五感の感覚を経験と結びつけることによって、センスがよくなっていきます。

音楽

音楽は勉強の邪魔になるといわれるからでしょうか。日常で音楽に触れる機会は多くありません。
しかし朝はクラシックやジャズを流したり、勉強中にはポップな音楽や童謡を流したりすることで、子どもに音楽やリズム感を刷り込むことはとても大切な能力です。

自然

現代に至って、草花や四季などの自然に触れる機会がどんどん減少しているのはもはや覆しようのない事実です。
子どもの好奇心は、五感全てで発揮される必要があります。そのためには教室に閉じこもってペーパーの勉強をするだけでは不完全なのです。
保護者との課外学習を経て、自然を感じる心を育成します。

幼年部の学びの形

学費及び諸費用

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